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大規模災害発生時における交通規制について

東海道沖から高知県沖にかけては、日本列島を載せたユーラシアプレートの下に、一定の速度でフィリピン海プレートが沈み込み、南海トラフと呼ばれる海底の凹地ができています。
この南海トラフにおいては、東海地震、東南海地震、南海地震が、連動しながら100から150年間隔で繰り返し発生しており、前回の発生から約70年が経過しています。
政府の地震調査委員会により、南海トラフにおいて今後30年以内にマグニチュード8以上の巨大地震が起きる確率は、60~70%程度と発表されました。
この南海トラフ地震等による大規模災害が発生した場合、高知県下に次のような交通規制が実施される場合がありますので、災害発生時における応急対策の円滑な実施にご協力をお願いします。

大地震発生時における運転者の心得

自動車を運転中に地震の揺れを感じたときの対応

揺れを感じたら、ゆっくりと減速し、あわてず左側路肩等へ安全に停車してエンジンを停止。ハザードランプを点灯し、周囲の車に注意を促しましょう。長い斜面の下やトンネルの出入口付近では、崩落の危険がありますので、できるだけその場所を避けて停車しましょう。
避難等で車を離れる際は、ドアはロックせず、エンジンキーは付けたままにしましょう。
貴重品などは、車内に残さないようにしましょう。
他の通行車両にはねられないように注意しましょう。

緊急地震速報について

緊急地震速報とは、地震をすばやくキャッチし、強い揺れが始まることを数秒から数十秒前に知らせる情報で、テレビ・ラジオ・携帯電話を通じて入手で きます。
自動車を運転中にラジオ等で緊急地震速報を聞いたときは、前記の要領で安全に停車し、地震の揺れに備えましょう。

※ 緊急地震速報は、震源に近い場所では、強い揺れに間に合わないことがあ ります。

大地震等発生後の交通規制

【第一次交通規制(災害発生直後)】

災害発生直後の交通混乱を最小限に抑え、円滑な救出活動ができるように、道路交通法に基づいた現場警察官の交通規制により、

  • 避難車(者)の通行路の確保のため、損壊した道路の通行止めや迂回誘導
  • 緊急交通路指定のための設定予定路線通行止め
  • 被災地に向かう車両の通行禁止等による流入抑制を

行います。

【第二次交通規制(第一次交通規制を実施した後に必要により実施)】

災害対策基本法に基づき、公安委員会が緊急交通路を指定し、緊急通行車両及び規制除外車両以外の車両の通行止めにより通過交通抑制の交通規制を行います。

  • 緊急交通路
    大規模な災害が発生した際に、災害応急対策を実施するための緊急通行車両 (緊急自動車、自衛隊車両、緊急物資の運搬車両)等の通行を円滑にするため、一般車両の通行が禁止・制限される道路です。

  • 緊急交通路を通行できる車両
    緊急通行車両及び規制除外車両だけになります。

  • 緊急通行車両
    道路交通法で定める緊急自動車(パトカー、救急車等)の他、災害応急対策に従事する者又は災害応急対策に必要な物資の緊急輸送その他の災害応急対策を実施するため運転中の車両であって、知事又は公安委員会が発行する緊急通行車両確認標章及び緊急通行車両確認証明書を掲げている車両です。

  • 規制除外車両
    緊急通行車両ではないが、大規模災害発生後速やかに緊急交通路の通行を認めることが適切である車両又は民間事業者等による社会経済活動のうち、大規模災害発生時に優先すべきものに使用される車両です。
      例:自衛隊車両・医師、歯科医師、医療機関等が使用する車両など

緊急交通路 

高知県の緊急交通路指定予定路線

地震・津波等の規模や災害状況により変更する場合もありますが、緊急交通 路は、高知自動車道を指定します。(別図1「緊急交通路」参照)
高知自動車道の各インターチェンジにおいては、検問を実施して一般車両を 排除し、緊急通行車両等の通行を確保します。

別図1・緊急交通路[PDF:76KB]

緊急輸送路

高知県警指定の緊急輸送路

高知県警では、地震直後から緊急輸送を円滑かつ確実に実施するため、「緊急輸送を確保するため必要な道路」として、緊急輸送路を以下のとおり指定しています。(別図2~6「緊急輸送路」参照)

緊急輸送路別図2-6・緊急輸送路[PDF:2MB]

番号

路線名

区             間

自専道北川奈半利道路

全線

自専道南国安芸道路

全線

自専道中村宿毛道路

全線

国道32号

全線

国道33号

全線

国道55号

全線

国道56号

全線

国道194号

全線

国道195号あけぼの街道

東道路小篭交差点~太平洋セメント前

10

国道197号

全線

11

国道321号

全線

12

国道381号

全線

13

国道439号

全線

14

国道441号

全線

15

国道493号

野根川橋北詰~野村家具店前

16

国道494号

上郷交差点~吾井郷佐川分岐

17

県道34・桂浜はりまや線

花海道交差点~はりまや橋交差点

18

県道35・桂浜宝永線

全線

19

県道44・高知北環状線

全線

20

県道374・高知南国線

全線

21

県道376・高知南インター線

全線

22

県道384・北本町領石線

全線

23

県道14・春野赤岡線

吉川交差点~新川交差点

24

県道21・土佐清水宿毛線

全線

 広域の防災拠点

高知県指定の広域の防災拠点

高知県においては、県外からの応援部隊・物資を受け入れるための拠点として県下に広域の防災拠点を68箇所指定し、緊急交通路である高知自動車道から広域の防災拠点までのルートを第1次救援ルートとして選定しています。
    (「広域の防災拠点及び第一次救援ルート一覧表」及び「別図7高知県第1次救援ルート」参照)

広域の防災拠点及び第1次救援ルート一覧表[PDF:72KB]

別図7・第1次救援ルート[PDF:2MB]

今後の取組

高知県警の取組

高知県警では、地震直後の停電や津波に備えて、信号機への自起動式発動発電機、リチウム電池式電源付加装置の設置や信号制御機の高所設置を行うとともに、可搬式発動発電機を県下の警察署に配付して信号機の滅灯対策を順次行っています。

高知県の取組

高知県においては、広域の防災拠点の次に地域の防災拠点を指定し、第二次救援ルートを選定しています。
今後は、震災後に救援ルートの道路啓開に要する日数を算定し、その啓開日数等を加味して第二次救援ルートの見直しや啓開する道路の優先順位等を決定 し、各地区での個別の道路啓開計画を策定しています。