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自転車の交通事故発生状況と主なルール

 自転車は、子供から高齢者まで利用できる便利で身近な乗り物ですが、交通ルールを守らないなど利用方法を誤れば、交通事故に遭って怪我をしたり、あるいは、歩行者などにぶつかって怪我をさせてしまうこともあります。
 自転車は、法律上、自動車と同じ「車両」です。自転車も、交通ルールを守って利用しましょう。

高知県自転車条例(平成31年4月1日施行)

高知県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例

<主なポイント>
 ・ ヘルメットの着用
   保護者は、児童等(※)に、自転車用ヘルメットを着用させるよう努めなければなりません。
   ※ 18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者
 ・ 自転車損害賠償保険への加入
   自転車を利用する人は、自転車損害賠償保険等に加入するよう努めなければなりません。

 ※ 詳細な内容につきましては、条例本文をご確認ください。

自転車事故の推移

高知県の自転車利用者による交通事故の発生推移

区分
平成26年
平成27年
平成28年 
平成29年 平成30年
件数
499 442 376 324 315
死者
8 6 9 6 7
負傷者
484 426 362 308 304

高知県の自転車が関係する事故の状況(平成30年中)

高知県での自転車が関係する交通事故件数は315件で、年々減少傾向にはありますが、交通事故全体の約19.5%を占めています。 

高知県の年齢層別自転車事故発生状況(平成30年中)

年齢層項目
子供
高 校 生
高 齢 者
そ の 他
合   計
未就学児
小 学 生
中 学 生
件   数
 0 17
22
55 79 147 320
死   者
0 0 1 1 4 1 7
負傷者
0 17 21 53 74 139 304

注:年齢層の件数については、それぞれに関係したものを計上しています。

自転車警告書交付状況(平成30年中)

 

飲酒運転 10件
信号無視 325件
無灯火 1600件
二人乗り 128件
一時不停止 465件
通行禁止 1553件
右側通行 506件
並進 3741件
傘さし 464件
携帯電話使用 470件
イヤホン使用 1303件
整備不良 4件
その他 86件
合計 10655件
※ 内訳 中学生 1846件・高校生 2979件


自転車の通行方法に関するルール

政府広報「事故を防ぐために もう一度見直そう 自転車の安全ルール」(インターネットTV【6分54秒】)
政府広報「自転車は車のなかま~ルールを守って安全運転」(インターネットTV【7分24秒】)

普通自転車の歩道通行に関する規程

(1) 普通自転車は、歩道通行可を示す標識等がある場合のほか、

  • 普通自転車の運転者が児童、幼児、70歳以上の者または車道通行に支障がある身体障害者であるときには、歩道を通行することができる。
  • 車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められるときには、歩道を通行することができる。

ただし、警察官等が、歩行者の安全を確保するために必要があると認めて歩道を通行してはならない旨を指示したときは、この限りでない。

【該当規定】道路交通法第63条の4第1項

(2) 普通自転車は、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行するか、歩道の「普通自転車通行可」(標識等により普通自転車が通行すべき部分)として指定された部分があるときは、当該指定部分を徐行しなければならないが、歩行者がいないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。

【該当規定】道路交通法第63条の4第2項

(3) 歩道を通行する歩行者は、標識等により普通自転車通行指定部分があるときは、当該指定部分をできるだけ避けて通行するよう努めなければならない。

【該当規定】道路交通法第10条第3項

地域交通安全活動推進委員に関する規定

道路交通法に規定されている地域交通安全活動推進委員の活動内容に、「自転車の適正な通行方法についての啓発活動」を追加。

【該当規定】道路交通法第108条の29第2項第4号

自転車の通行方法等に関する従来からある主なルール

 

通行場所・方法

車道通行の原則

道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられ、歩道と車道の区別があるところでは車道を通行するのが原則であり、車道の左側(車両通行帯のない道路では左側端)を通行しなければならない。

著しく歩行者の通行を妨げることとなる場合を除き、路側帯を通行することができるが、その場合は、道路左側部分に設けられた路側帯を、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で通行しなければならない。

【該当規定】道路交通法第17条第1項及び第4項、第18条第1項/第17条の2

【罰則】3月以下の懲役又は5万円以下の罰金/2万円以下の罰金又は科料

歩道における通行方法

自転車が歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければならず、歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければならない。

【該当規定】道路交通法第63条の4第2項

【罰則】2万円以下の罰金又は科料

交差点での通行

信号機のある交差点では、信号機の信号に従わなければならない。「歩行者・自転車専用」と表示されている信号機のある場合は、その信号機の信号に従う。

【該当規定】道路交通法第7条

【罰則】3月以下の懲役又は5万円以下の罰金、過失 10万円以下の罰金

信号機のない交差点で、一時停止すべきことを示す標識等がある場合は、一時停止しなければならない。また、狭い道から広い道に出るときは、徐行しなければならない。

【該当規定】道路交通法第43条、第36条第3項

【罰則】3月以下の懲役又は5万円以下の罰金、過失 10万円以下の罰金

自転車は、左右の見通しのきかない交差点に入ろうとするときや、「徐行」の標識がある場所を通行するときは、徐行しなければならない。

【該当規定】道路交通法第42条

【罰則】3月以下の懲役又は5万円以下の罰金、過失 10万円以下の罰金

自転車は、交差点に入ろうとする場合、及び交差点を通行するときは、「交差道路を通行する車両等」「反対方向からくる右折車両等」「横断歩行者」に特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

【該当規定】道路交通法第36条第4項

【罰則】3月以下の懲役又は5万円以下の罰金

横断

道路や交差点又はその付近に自転車横断帯がある場合は、自転車横断帯を通行しなければならない。

【該当規定】道路交通法第63条の6,第63条の7第1項

自転車道の通行

自転車道が設けられている道路では、やむを得ない場合を除き、自転車道を通行しなければならない。

【該当規定】道路交通法第63条の3

【罰則】2万円以下の罰金又は科料

自転車の乗り方

安全運転の義務

道路及び交通等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

【該当規定】道路交通法第70条

【罰則】3月以下の懲役又は5万円以下の罰金、過失 10万円以下の罰金

夜間、前照灯及び尾灯の点灯

 

夜間、自転車で道路を走るときは、前照灯及び尾灯(又は反射器材)をつけなければならない。  

【該当規定】道路交通法第52条第1項、第63条の9第2項、道路交通法施行令第18条第1項第5号、高知県公安委員会規則第8条

【罰則】5万円以下の罰金

酒気帯び運転の禁止

酒気を帯びて自転車を運転してはならない。

【該当規定】道路交通法第65条第1項

【罰則】5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(酒に酔った状態で運転した場合)

二人乗りの禁止

自転車の二人乗りは、高知県公安委員会規則に基づき、16歳以上の運転手が、幼児(6歳未満の者)1人を幼児用座席に乗車させている場合や、4歳未満の者を背負い、ひも等で確実に緊縛している場合を除き、原則として禁止されている。

【該当規定】道路交通法第55条第1項/第57条第2項、高知県公安委員会規則第9条

【罰則】5万円以下の罰金/2万円以下の罰金又は科料

並進の禁止

「並進可」の標識があるところ以外では、並んで走ってはならない。

【該当規定】道路交通法第19条

【罰則】2万円以下の罰金又は科料

制動装置不良自転車運転の禁止

前輪や後輪にブレーキを備えていない、あるいは備えていても調整されていない自転車を運転してはならない。

【該当規定】道路交通法第63条の9第1項

【罰則】5万円以下の罰金

傘さし運転・運転中の携帯電話使用・イヤホン等を使用して自転車を運転する行為の禁止

高知県道路交通法施行細則により、傘をさし、物を手に持つ等運転の視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で運転が禁止されています。

また、携帯電話については、自転車を運転しながら携帯電話を使用し通話することや、メール等の機能を用いた操作など、携帯電話の機能の一切の操作を禁止しています。

さらに、イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。

【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条

【罰則】5万円以下の罰金

自転車の通行等に関するルール

自転車の歩道通行に関する規定

自転車は車道左側通行が原則ですが、次の場合は、歩道を通行することができます。
※ この場合でも歩行者の通行を妨げてはなりません。

  • 道路標識等で指定された場合
  • 運転者が児童、幼児等の場合
  • 70歳以上の高齢者など政令で定める者が運転している場合
  • 車道又は交通の状況からみて、やむを得ない場合

自転車安全利用五則

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る
    飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
    夜間はライトを点灯
    交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
  5. 子どもはヘルメットを着用