令和５年１２月６日、片岡喜陽さんに対して、要救助者の早期発見と救助に対する感謝状を贈呈しました。

片岡さんは同年１０月２６日、仁淀川町の山中において滑落し救助を求める要救助者の声を聞きつけて、即座に１１０番通報した上、自らも警察・消防と協力して捜索活動に参加して、人命救助に貢献してくださいました。

地域住民の方から「こういった場面に遭遇した際、１１０番通報を躊躇した」などという話をよくされることがありますが、早期の通報が要救助者の早期発見に繋がると言えますので、山に入って救助を求める声を聞いたら躊躇わず１１０番通報をお願いします。

山中での滑落・遭難事故は、遭難者に携帯電話などの連絡手段がない場合、救助を求めても発見されにくく、仮に今回のように助けを求める声を聞いてもらえたとしても位置特定が困難なことが多いので、皆さんも山に入る際は、通信手段を持つようにしてください。また、ちょっとした山菜採りなどでも身近な人に入山を知らせてから山に入りましょう。