8月17日、土佐市の夏を彩る恒例の「大綱まつり」が開催され、雑踏警備を行いました。
　大綱まつりについては、藩政時代に家老の野中兼山公が「鎌田井筋」を造成する際、作業員の士気を高揚するために始めたとされる「大綱引き」が、昭和53（1978）年に市民の無病息災、市勢発展への願いを込めて復活開催されたものとのことで、毎年たくさんの方が来場・参戦し、老若男女を問わず力のこもった熱い戦いを繰り広げています。
　今年は、天候不順にもかかわらず約１万5,000人が来場し、約800人が参戦して長さ80メートル、重さ１トンの大綱を引き合いましたが、皆様のご協力により無事警備を終えることができました。
　なお、８月10日に予定されていた宇佐港まつりの花火は、11月9日（土）に延期となっています。

令和６年９月　　　

土佐警察署長

岡　潔