高速道路交通警察隊からのお願い

公開日 2023年11月07日

更新日 2024年01月28日

ご存じですか「高速運転安全5則」

~安全5則を守って、楽しいドライブを!~

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高速道路を走行するときは、次の「高速運転安全5則」を守ってください。

  • 安全速度を守る
  • 割り込み運転をしない
  • 十分な車間距離をとる
  • 脇見運転をしない
  • 路肩を走行しない

全席シートベルト着用を

高速道路上で事故が発生した場合は、車両が横転やスピンすることが多く見受けられます。

このような場合、乗車員が車外に投げ出され負傷(死亡)するというケースも発生しています。

車外放出を防止するため、運転席、助手席はもちろんのこと、後部席に乗車している方もシートベルトを着用してください。

なお、改正道交法の規定により、平成20年6月1日から後部座席シートベルトの着用が義務化され、高速道路での非着用は、交通違反点数1点となります。

トンネル内ではライトの点灯を

高知自動車道には、高知県側に60本のトンネルがあります。トンネル内では一部除外規定はあるものの、原則ライトの点灯が義務づけられています。

自車の存在を知らせるためにも、トンネル内ではライトを点灯してください。

飛び出しや停止車両に注意

高速道路を通るとき「飛び出しはない」と思い油断して運転していませんか!?

高速道路でも飛び出しはあります。

猪・狸・犬などの動物が高速道路に現れて、車の前に飛び出し、車とぶつかる事故が発生したということはよく耳にしますが、時々、故障や工事等のため、高速道路に車両が止まっていたり、車道脇に止まっていた車両が急に本線に入ってくるということがあります。

ドライバーの皆さんは油断することなく、スピードを控え目に、前方の安全に十分注意して運転することに心がけましょう。

そして、料金所やインター出入口での渋滞ややむなく低速走行若しくは停車する場合には、ハザードランプを有効に利用して、追突事故に遭わないようにしましょう。

高速道路を通行するときは、

  • いつ飛び出しがあるかもしれない。
  • 前方に車が止まっているかもしれない。
  • 前の車が突然止まるかもしれない。

など、「かもしれない。」の「注意力と余裕」を持って運転することを忘れず、安全で快適なドライブをお楽しみください。

道路工事などに注意

高速道路でも工事をすることがあり、また、交通事故や故障等で本線上で停止を余儀なくされる車があります。スピードを控え、前方によく注意して、停止中の先行車に追突しないよう十分注意をしてください。また、低速走行や停車の際は、ハザードランプを有効に使って、追突事故に遭わないようにしてくださ い。

高速道路の速度規制に注意

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高知自動車道は、時速70キロと80キロ規制の高速道路です。

しかし、交通事故・工事・故障車・落下物等々によって、50キロ規制となる場合があります。

速度が50キロ規制になっていれば、必ず何かの障害が前方にあるということですので、このような場合には前方に停止中の車両や落下物等があっても、いつでも安全に停止できるような速度で運転するなど、安全運転に心がけましょう。

速度を守り、前方をしっかりとみて運転してください。

車両点検等の徹底と停止表示器材の携行を

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高速道路を走行しようとするときは、特に、燃料、冷却水、エンジンオイルの量、貨物の積載状況を点検し、途中で走行できなくなったり、貨物が転落したり、飛散しないような措置をしてください。

また、万が一、故障のため停車しなくてはならなくなった時は、非常駐車帯等の安全な場所に車を停止させ「停止表示器材」を表示しましょう。

走行中、カーブの先に非常灯を点灯した停止車両を発見し、慌ててブレーキをかけている場面をよく見かけます。

非常停止した場合は、必ず「停止表示器材」による表示をして、後方から進行して来るドライバーに「非常停止」を知らせ、交通事故を防止するように努めてください。

高速道路における緊急時の3原則

 ○ 路上に立たない ○ 車内にのこらない ○ 安全な場所に避難する 

キロポスト(kp)

高速道路を走っていると、道路脇に数字板をご覧になることがあると思います。上り線では数字が減少し、下り線では増加します。

その数字板は、走っている高速道路の起点(高松西インター)からの距離を表した「キロポスト」です。走行中に車が本線上で故障したときなどは、その場所をキロポストで連絡してください。

非常電話

イラスト 非常電話

高速道路には、非常電話が設置されています。

非常電話は、受話器をあげるだけで高松市にある高速道路管制室(須崎東ICから四万十町中央ICの間は警察につながります。

事故や故障の場合には、近くの非常電話をあげ、ボックスに書かれている「キロポスト」「電話の理由」を連絡し、現場に戻りガードレールの外側などの安全な場所で待機してください。

ETCシステム関連事故の防止を

ETCシステムの普及に伴い出入口付近の円滑性は格段に向上しておりますが、「カードの差し込み方が不正確」あるいは「高速で進入した」ことにより開閉バーへの接触又は衝突するなどの交通事故が多発しています。

なお、ETC開閉バーについては、ETCレーン内での事故を防止するため、開閉バーが開くタイミングを遅らせていて、ETCレーンの走行速度が20キロメートル毎時を超えると開閉バーに接触するおそれがありますので、制限速度を守り、十分な車間距離を保つようにお願いします。

このような交通事故防止のため「ETC車線への進入時の減速」「カードの確実な差し込み」及び「カードの期限確認」をお願いします。

南海トラフ地震に備えて

高速道路は、災害時、緊急交通路として援助活動員や援助物資の搬送路と指定されることがあります。

今後30年以内に南海トラフでマグニチュード8以上の巨大地震が発生する確率は高いとされており、高知県にも甚大な被害をもたらすと予測されます。

その際、高速道路は重要な交通路となりますので、 もし高速道路を走行中に地震が発生した場合は、直ちに車を路肩に停車し、エンジンを停止してください。エンジンキーはつけたまま、貴重品を持って避難してください。

車を本線上に停め、ドアロックをしたりエンジンキーを持って行くと車両の移動等に時間を要し、早急な交通路の確保に支障となります。

ご協力をお願いします。

突然のフロントガラス等の曇りに注意

雨天時等、トンネルに入った直後、フロントガラスやヘルメットのシールドが曇ることがあります。

その際、前が見えなくなって急ブレーキをかけたため、後続車が追突する事故が発生しています。

トンネルに入る前から、前車との距離を十分にとりましょう。

また、フロントガラス等が曇っても、あわてることなくワイパーを作動させる等、落ち着いて対応してください。

 

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