公開日 2023年11月13日
更新日 2024年04月05日
科捜研って何するところ・・・?
業務内容
- 事件事故の捜査に関わるいろいろな資料等の検査・鑑定を行っています。
- 検査・鑑定の向上を目的とした研究活動も行っています。
業務の特徴
検査・鑑定の結果は、犯罪捜査の支援や裁判の重要な証拠として活用されています。昨今の、多様化・複雑化する犯罪に、警察が対応するためには欠かせない仕事です。
事件の真相を明らかにしていくためには、必要不可欠な部門です。

科捜研の組織と業務
所長 | |||
副所長 | |||
法医係 | 化学係 | 物理係 | 文書心理係 |
生物学を応用した鑑定・研究 | 化学を応用した鑑定・研究 | 物理学・工学を応用した鑑定・研究 | 文書類・通貨等の鑑定・研究 心理学・生理学を応用した鑑定・研究 |
各係の鑑定業務と風景
法医係

DNA型検査の様子
主な内容
- 血液、体液、骨、毛髪、組織がヒトのものであるか
- DNA型鑑定による個人識別
- 顔画像による個人識別
化学係

微物検査の様子
主な内容
- 覚醒剤・医薬品などの薬物の検査
- 硫化水素・農薬などの有害物質の検査
- 油類・アルコールなどの検査
- 現場遺留微物の検査
物理係

弾速検査の様子
主な内容
- 火災・爆発・機械事故の原因調査
- 交通事故の解析
- 画像の鮮明化
- 銃器などの発射能力や威力の検査
文書心理係

紙幣検査の様子

ポリグラフ検査の様子
主な内容(文書)
- 筆跡の筆者識別や印章の異同識別
- 改ざん文書・不鮮明文字などの検査
- プリンタ・コピー機などによる印刷物の検査
- 通貨や有価証券類の真偽の検査
主な内容(心理)
- ポリグラフ装置による事件内容に関する記憶の検査