公開日 2024年11月12日
更新日 2025年07月10日
融資保証金詐欺事件の発生(組織犯罪対策課)
令和7年6月初旬ころ、被害者が携帯電話機を使い、インターネットで「ブラックでもお金を借りられる業者」等と検索し、サイトに氏名、住所、融資希望額等を入力した。
その後、6月9日、同月18日に「スピード対応!お客様に合ったご返済プラン!お気軽にお申し込みください!」等と記載のメッセージと共に送られてきたURLをクリックし、再度、氏名や融資希望額等を入力。
6月25日に「フォームよりご入力いただきました希望金額20万円、ご融資可能となりました」等とメッセージが届き、以後のやり取りはコミュニケーションアプリに移行。
貸金業者〇〇のAを名乗る者とやり取りするようになり、「20万円のご融資枠お取りできました」「ご提案可能なご返済プランが、月々¥15,000の18回のお支払いなってしまいます」等と提案され、これに承諾する。
Aから電話で「返済完了実績を作る必要がある」「1万円振り込みますので、7月1日までに返済してください」「返済に行く時には連絡ください」等と言われ、6月27日に被害者の口座に9,000円の振込を確認。
9,000円を返済するために7月1日に銀行へ行き、Aに電話すると、「融資するためには、口座に15万円以上入っている必要があります」「残高が足りません、このままでは融資できません」「融資するためには、11万円を先に振り込んで貰う必要があります」等と言われ、指定された口座に2回に亘り合計11万円を振り込みだまし取られたもの。
融資を受ける側であるにもかかわらず、融資を前提に、さまざまな名目で現金振込を要求する業者は、最初から詐欺を目的に接触してきます。貸金業登録をしていない業者の広告やメールには注意してください。
オレオレ詐欺の発生について(組織犯罪対策課)
令和7年6月14日ころ、被害者方の固定電話に警視庁捜査二課Aを名乗る男から「大きな詐欺事件の捜査をしています、あなた名義の銀行口座に1000万円が振り込まれています、あなたも詐欺に関係している可能性があるので、捜査してあなたの無実を証明したい」等と電話がある。
その後、Aと定期的に連絡を取り、東京地検のBを名乗る男も加わり、Aに言われるがまま携帯電話を操作した。
途中からコミュニケーションアプリを使用して、ビデオ通話やメッセージの送受信をするようになり、「お金を移動させてください」等と言われる。
〇〇銀行の定期預金を解約して、現金を△△銀行の被害者名義の口座に移動させるも、Aから「××銀行の方が金利が良いから」等と言われ、2回に亘り合計1900万円を××銀行で開設した被害者名義の口座に振込。
被害者は、Aに指示されるがまま、携帯電話を操作している過程で××銀行の口座を開設しており、被害者が知らない間に新たに開設した口座に振り込んだ1900万円が別口座に振替されだまし取られたもの。
警察官がアプリのトーク機能でやりとりすることはありません。
捜査のため、預貯金口座の開設・携帯電話の新規契約を指示することはありませんし、預金を別の口座に移すよう指示することもありません。
警察官等を名乗る者からの電話で、捜査対象となっていると言われた場合は、電話を切って、警察総合相談電話(#9110) にご相談ください。
民家火災の発生(高知東警察署)
令和7年7月4日、高知市内において民家火災が発生