公開日 2024年05月21日
更新日 2024年05月21日
「投資」や「副業」をかたる詐欺被害や不審電話が多発!
- 投資をかたる手口(金融商品詐欺):SNS等で株や金の取引を持ちかけてくるもの。
- 副業をかたる手口(その他の特殊詐欺):副業名目で保証金等を支払わせようとするもの。
被害が高額となる傾向!
手口が巧妙であり、実際に配当益などとして金銭が還元されたり、アプリ上で資産が増加しているように見せるほか、実在する実業家や経済アナリストの著書が送付されるなどして、被害に気がついた時には高額となっている傾向が見られます。
社会情勢の変化を反映した新たな手口!
NISA制度の改正や副業が認められる企業が増加する中、投資や副業への関心が高まったことなどにより、自身の金融資産を増やそうとして被害に遭うケースが見られ、高齢者以外の被害も目立つ傾向にあります。
実在する「経営者」「経済アナリスト」「実業家」などが騙られた公告(バナー)を発端とするものも認められ、生成AIによるフェイク画像も出回っています。
利益を誇張する広告に注意!
「必ず値上がりする」「絶対に儲かる」「高額報酬副業」等、利益を誇張する広告は詐欺の危険性がありますので、注意が必要です。
SNSのグループチャットに誘われ、「儲かりました」などと利用者の声が口コミ的に掲載されるものもありますが、なりすましによる真偽不明の情報も相当数ある可能性があります。
被害に遭わないために
- 投資等を始める際は、金融商品取引業の許可を受けた正規の業者を利用しましょう(金融商品取引業者の登録番号を確認しましょう)。
- 広告に不審な点がないか確認しましょう(偽広告の場合、不自然な日本語や合成写真などが使われていることもあります)。
- 個人情報の提供には慎重になりましょう(紐付いている金融機関口座等の情報や各種ログインパスワードなどにも注意が必要です)。
- 被害かな?不審かも?と思った場合は、家族・行政機関・警察等へ相談しましょう(被害拡大を防ぎましょう)。
下記チラシを参考にしてください。
ご相談は、お近くの警察署又は警察総合相談電話#9110(088-823-9110)にご連絡下さい。