公開日 2023年11月07日
更新日 2024年01月28日
高知県警察では、平成21年11月1日(日)からIC免許証を発行しています。
IC免許証とは
免許証の中にICチップを埋め込んだものです。
ICチップは、メモリ容量8キロバイトの半導体集積回路です。その中に半角英数字8,000字分の情報を電磁的に記録することができ、免許関係情報を記録します。
ICチップに記録される免許関係情報
氏名 | 生年月日 | 本籍・住所 | 免許の種類 |
免許の条件 | 免許年月日 | 交付年月日 | 有効期間の末日 |
免許証番号 | 交付公安委員会名 | 顔写真 |
IC免許になるとどうなる?
偽造が非常にむずかしいため、免許証の偽変造を防止できます
最近一見しただけでは判別できない精巧な偽造免許証が出回り、この免許証を証明書として開設した銀行口座が、振り込め詐欺や不正借り入れ等の入金に使用されています。
IC免許証は情報を暗号化してあるため、偽造が非常にむずかしくなっており不正の防止に効果があります。
プライバシーが守られます
本籍は免許証券面に記載されず、ICチップにのみ記録されるため、本籍に関するプライバシーが守られます。
IC免許証には暗証番号が必要です
申請時に暗証番号を設定していただきます
IC免許証は、ICチップに免許情報を登録しますが、登録した情報を保護するために暗証番号を設定します。暗証番号は、申請時に自分で定めていただきます。
暗証番号は4桁2組の数字を定めますので、あらかじめ考えておいてください
IC免許証読取装置等に暗証番号1を入力すると、氏名、生年月日、住所、免許年月日、交付年月日、有効期間の末日、免許の種類、免許証番号、免許の条件及び交付公安委員会名を見ることができます。
さらに暗証番号2を入力すると、本籍、顔写真を含めたすべての情報を見ることができます。つまり、本籍と顔写真の情報は2つの暗証番号で二重に保護されることになります。
暗証番号を忘れないように暗証番号の記録紙を大切に保管しましょう
IC免許証の暗証番号は、ICチップ内のデータを読み取るときに必要なものです。
市町村や銀行など民間の窓口において、IC免許証を身分証明証として活用する場合に、暗証番号の入力が必要な場合があります。
暗証番号を忘れないよう、IC免許証交付時にお渡しした暗証番号の記録紙を大切に保管してください。
※ なお、IC免許証の暗証番号は、キャッシュカードやクレジットカードなどの暗証番号とは異なる番号にしましょう。
『IC免許証の暗証番号について』のPDF版はこちら(印刷用にどうぞ)[PDF:379KB]
暗証番号を忘れた場合、警察に照会できます
IC免許証の暗証番号を忘れた場合は、次の場所で照会できます。
回答のためには、本人確認が必要ですから、IC免許証を持参してください。代理は認められません。
- 運転免許センター
- 県内の警察署及び警察庁舎(いの警察庁舎を除く。)
※ 取扱時間 平日の8:30~16:30
暗証番号の入力を3回続けて間違うとデータを読み出すことができなくなります(暗証番号の閉塞といいます)
暗証番号を2回続けて間違えた場合で、暗証番号を忘れた場合は、警察に照会しましょう。
正しい暗証番号を入力すれば、閉塞の条件がクリアされます。
また、暗証番号を3回続けて間違え、データが読み出せなくなった場合は、次の場所で解除できます。
解除を申請する場合は、本人確認が必要ですから、IC免許証を持参してください。代理は認められません。
- 運転免許センター
- 県内の警察署(いの警察署は除く。)
※ 取扱時間 平日の8:30~16:30
手数料
個々の手数料については、以下のとおりです。
種別 IC免許証 交付手数料(新規) 2,050円 再交付手数料 2,250円 更新手数料 2,500円
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